B第三日目  走行距離 205Km

  朝、B&Bの親父さんから聞いた話。「市内の北の方で、昔は宗教対立から壁が作られ、行き来しなかったし、暴力的なことがあった。今は状況は変わり、安全な町になった。壁が残っているところもあるが、名残であって、市民の対立はない」とのことでした。宗教の対立は悲しいし恐ろしい。政治と結びつくともっと恐ろしい。
アイルランド銀行の支店でトラベラーズ・チェックを両替。B&Bの親父さんに道路事情を聞いたら、「今日は天気が良いから、海岸通を行くべき。国道と比べると、道は狭いが景色がいい。」とのこと。ベルファストの市内を見てから、ロンドンデリーに向かって海岸通りを進む。狭くて急カーブ、そして激しいアップダウン。Torr Headへ到着。海の向こうにスコットランドが見える。キャンベルタウンの方向らしい。丘陵地帯が牧場になっており、羊と牛が放牧されている。石を積み上げた壁が敷地の堺になっている。この壁を作るのに長い長い年月がかかったのだろう。
  吊橋、ジャイアンツ・コズーウェイという観光地を見て、ロンドンデリーへ。古い町並みで、落着いた雰囲気の街。若い女性が暗い街を一人で歩いているので、安全なのでしょう。ビールが上手い。

      
            ベルファストの市庁舎           Torr Head 付近の牧場 延々と石垣が続く


      
               吊橋                          ジャイアンツ・コズウェイ


     
                 ダンルース城


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