アイルランドとスコットランドを旅行しました。

1.主な日程
 成田からロンドン経由でダブリンに行き、レンターカーで反時計回りにアイルランドを一周しました。(1,760Km走行)
 次にダブリンからグラスゴーに行き、今度は時計回りにスコットランドを一周しました。(750Mile、1,207Km走行)
 成田出発から帰宅するまで、17日間の旅行でした。

2.旅行準備
 ・飛行機、レンターカー、宿泊は全てインターネット経由で予約しました。問題はありませんでした。
 ・交通ルールはそれぞれの国のWebからダウンロードし、全部を読んだうえ、日本と違う点をピックアップした自製の「ガイドブック」を作って持参しました。規則、標識など日本と違う点がかなりあります。
 ・走行ルートをグーグル・アースとグーグル・マップでチェックし、走行距離を想定し、コピーを持参しました。現地で地図を買わなくても、旅行できました。ときどき迷ったり、道を間違えたりしましたが、ほとんど問題なく走れました。大いに自信がつきました。

3.感想
 特に強く印象に残った点は次の二つです。
 @自動車の速度制限が日本と大いに違います。(スコットランドはマイルですが、Kmに換算すると殆ど同じです)
   ・高速道路が120Km、国道が100Km、地方道が80Kmで、道路の状況は日本の方が良いように感じました。
   ・片側一車線の曲がった道路でも、国道なら制限100Kmです。「急カーブ」「ゆっくり」などの表示はありますが、速度制限はかかりません。制限があるのは市街地のみで50Kmか60Kmです。現地の人の運転を見ていると、カーブにさしかかるとスピードを落としますが、通過すると直ぐに100Kmで走ります。また、生垣や石垣で見通しが悪くても100Kmで走ります。私が70〜80Km程度で走ると行列が出来てしまいます。見通しの道路は100Kmで走れるので、快適です。
  ・交通信号が少なく、ラウンド・アバウト(ロータリー)が多いです。私はこれに慣れなくて、通過にかなり緊張しました。
Aイギリスには紙幣が何種類もあり、お店の人が「これは始めて見た。使えるのか?」というケースまでありました。この場合、奥に持って行って確認するのです。さらに、旅行ガイドブックによると、現地紙幣を日本に持ち帰っても、日本円に両替してくれないものがあるとのこと。これにはびっくりです。イギリスを旅行する場合は注意が必要です。

4.旅行記録

 @第一日目 走行距離 37Km
   成田からロンドンのヒースロー空港へ。別の航空会社へ乗り継いだのですが、これが大変。到着がターミナル5で、荷物を受け取ってから、ターミナル1へ移動するのですが、ロンドン市内行きの地下鉄に一区間乗るのです。(無料です) 駅のホームからチェックインまでがまた距離があり、セキュリティ・チェックを受け、写真を撮られ、さらにゲートまで延々と歩きます。到着から出発まで2時間10分あったのですが、これでぎりぎりでした。ロンドンのヒースロー空港で別航空会社に乗り継ぐには十分なゆとり時間が必要です。
  ダブリン空港へ夕方到着し、直ぐにレンターカーを借りて出発。日本で予約してあったので、スムーズでした。この日のホテル(B&B)まで20分程度で行けるはずなのですが、幹線道路から分かれる道路が見つからず、ずっと行過ぎてしまいました。引き返して探したのですが判らず、ガソリン・スタンドがあったので聞いても「知らない」との返事。やむを得ず持参した携帯電話でB&Bへ電話したら答えてくれるのですが、何を言っているのかチンプンカンプンで立ち往生です。ちょうど若い男性がガソリンを入れ終ったところだったので、事情を話して電話に出てもらいました。その男性は聞いてくれたうえ「通り道だから案内してあげる。ついてきなさい。」と先導してくれました。お蔭様で、ホテルに着けました。親切に感激し、お礼に日本の風景の絵葉書を渡したら、お返しに「お守り」をくれました。今も大事に保存してあります。B&Bの女将に話したら「このあたりの若い人なら誰でもやること」と当然のような顔つきでした。また感激です。迷った原因は、幹線沿いに新しい道路を建設中で分岐道路が閉鎖されているためでした。

 A第二日目  走行距離 222Km
最初のB&Bで朝食後出発、タラの丘へ向う。なだらかな丘が続き、小高いところに石柱が立っている。広々とした風景である。次が古代遺跡のニューグレンジ。そしてボイン川の古戦場。高速道路を通ってアーマーへ。セイント・パトリックス大聖堂をみて、今日の宿泊地ベルファストへ向う。高速道路の途中で国境を越えるのですが、道路はそのままつながっており変化は速度制限がKmからマイルに変わることだけです。グーグル・アース、グーグル・マップで十分チェックしておいたこともあって、今日はドンピシャとホテルに着いた。夜は近くのパブでビール。美味しい。


      
           
最初に泊まったB&B                      タラの丘


     
 
               ニューグレンジの遺跡          アーマーのセイント・パとリックス大聖堂


      
     
               ベルファスト市内の風景


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