下町の風情が色濃く残る住宅街にあります。駅から距離があり、メイン通りから入った奥まった所で、静かです。そして、元々お住まいの家を改造したそうで、隠れ家のような印象です。店内はテーブルとカウンターで１５人ぐらいの大きさで、黒を基調とした落ち着いた雰囲気です。静かな物腰の若い御主人は東立石の玄庵で修行し、昨年開業したそうです。御母堂と御一緒にお店を運営されています。常陸秋そばを主に長野と北海道産の玄蕎麦を使っており、二八のざると田舎があります。
仲間とお酒とお蕎麦を楽しんできました。お通しの揚げそばはほのかに味がついており、パリッとさくさくっと揚がっています。初めての味と食感です。出汁巻き玉子、桜えび、合鴨スモーク、とお酒を楽しみ、〆にざると田舎をいただきました。「ざる」は細く、こしがあって、滑らかな食感です。少し星が見えます。「田舎」はやはり細く、もっとこしがあって濃い色です。星が見え、少しざらつき感があります。お汁は甘辛く、濃く、味わい深いものでした。薬味はねぎと大根おろし。素晴らしく美味しいそばでした。
静かに落ち着いてお酒と蕎麦を楽しめます。特にお昼は女性客が多いそうです。

ざる　800円、田舎　1,200円、そば大　+300円、鴨せいろ　1,500円
出汁巻き玉子　400円、桜えび揚げ　500円、合鴨スモーク　500円、
小野川　500円、尊皇　700円、浦霞（特別純米）　700円