歌舞伎座から350mほど離れた静かな目立たない場所にあります。ビルの地下1階で専用の階段です。店内はカウンターのみで10人ほどの席。静かでゆったりしています。歌舞伎ものらしい大きな額がかかっており、隠れ家のようで、静かに飲む雰囲気です。若い清楚な女将さんが一人でやっておられるようです。室内には石臼が廻っており、蕎麦打ち室が見えますが、「蕎麦屋というより飲み屋です」とのことでした。
そばは都内の立石の学校で学ばれたそうで、北海道産を自家製粉し、十割の細打ちと太打ちがあるようです。おまかせコースで最後に細打ち蕎麦をいだきました。極細でこしがあり、少し星が見えます。量は普通でしょうか。お汁はだしの効いた濃い味わい深いものでした。薬味は非常に細く切ったねぎとわさび。静かでゆったりした雰囲気で、美味しい料理とそばをいただきました。
このお店はわいわいがやがやの雰囲気ではありません。また、電話予約されてから行かれるよう、強くお奨めします。
店内やそばの写真はご遠慮くださいとのことでしたので、入口の写真のみです。
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