雑司ヶ谷鬼子母神の近くの古い町並みのなかにあります。こあがりとテーブル2つのシンプルで落ち着いた店です。メニューには江戸切りそば発祥の地とあり、壁には友蕎子の書の額が掛かっています。ご主人は伊豆一茶庵で修行されたのだそうです。 そばは4種類で、せいろ、しらゆき、田舎、変わり切り(今日は笹)です。4色大をいただきました。4種類とも真四角に切られています。せいろは十割で、細く、こしがあり、のどごしがいいです。田舎は少し色が濃く、太めで固いですが、ごちごちではありません。噛むともちもち感があり、ざらつき感はありません。しらゆきは細く真っ白で、つるつるとなめらかなのどごしです。笹切りは細くなめらかです。量はちょうどいい感じでした。お汁は多少甘めで、濃く、味わい深いものでした。そば湯のとき特にいい味でした。薬味はねぎとわさび。美味しく、洗練された感じのそばでした。
せいろ 1,000円、しらゆき 1,200円、田舎 1,200円、 変わりきり 1,500円、3色 1,500円、4色 1,800円、 そばがき 800円、そばどうふ 300円、やきみそ 300円、 合鴨焼き 1,500円、酒(1合) 1,000円〜