今年（平成１７年）の６月７日に開店したお店です。実家は山形県大石田町次年子（じねんご）で、同じ名前のお蕎麦屋さんだそうです。お店は神保町の表通りから少し入ったところで、古い商店が点在しています。店内はテーブル席とこあがりで、２５人ぐらいでしょうか。シンプルですっきりしています。入り口にそば打ち室があり、作っている様子を見ることができます。
そばは１種類で、山形で採れた玄そばを使っ二八だそうです。実家よりは少し細めにしているとのことです。板そば大をいただきました。山形特有の板の上にのってでてきます。中太でこしがあり、噛みしめるともちもち感があります。つぶつぶが見えますがざらつき感はなく、なめらかです。真四角でつやがあり、量はたっぷりあります。お汁は多少甘みが勝った甘辛さで、濃く、味わい深いです。薬味はねぎとわさび。たいへん美味しい山形の板そばでした。

板そば　９００円、大盛り　１，１００円、きじ汁３００円、
そばがき　９００円、山形の銘酒　５００円、