神保町の賑やかな通りから階段を降りて店にはいると、突然、静かな別な場所に移ったような感じがします。真ん中にカウンター、周りに簾などで仕切られたテーブル、全体は黒を基調とした落ち着いたカラーと照明、ＢＧＭは静かなＪＡＺＺ、高級感があふれています。
そばは石臼挽きのせいろと田舎で、天麩羅せいろと田舎をいただきました。「せいろ」は細く、しなやかです。つぶつぶが見えますが、ざらつき感はありません。真四角に切られていて、つやがあります。「田舎」も細く、もっとこしがあります。つぶつぶは見えず、噛みしめると香りがあります。これも真四角です。量は２枚でちょうどよいぐらいでした。お汁は甘辛く、濃く、味わい深いです。薬味はねぎとわさび。天ぷらはさくさくしていてこれもいいです。良い雰囲気でたいへん美味しいそばでした。
お昼はお得なセットメニューがあり、隣の方が美味しそうに食べていました。
お酒も肴も豊富のようで、夜も楽しそうです。

石臼挽きせいろ　６５０円、田舎　７５０円、かき揚げせいろ　１，２００円、
海老天せいろ　１，４００円、からすみ　２，０００円、
あんこう肝　７５０円、いぶりがっこ　５００円、八海山　１，５００円