下町の風情が残る場所にあり、建物はやはり下町の感じの木造2階建てです。店内は立派なテーブルが5つで、20名ほどのこじんまりした、すっきりしたお店です。気楽で何か時間が昔に戻ったような印象を受けます。 そばは「生粉打ち(十割)」「田舎(季節限定)」「さらしな」「変わり」「せいろ」があり、今日は最初のに2つとせいろがあるとのことでしたので、3種類をいただきました。「せいろ」は細めで、こしがありしなやかです。ざらつき感はなく、食感がすばらしいです。色は濃いめで、つやがあります。「田舎」はさらにこしが強く、多少色が濃いようでした。「生粉打ち」はさらに腰が強く、食感が増します。いずれもすばらしそばでした。3枚で満腹でした。お汁は甘辛く、濃く、味わい深い。薬味はねぎとわさび。いい雰囲気ですばらしいそばでした。 ご近所、常連らしい方々でにぎわっていました。
生粉打ち(十割) 735円、田舎 580円、さらしな 580円、 せいろ 525円、天せいろ 1,365円、鴨汁せいろ 790円