(平成30年6月)
13年ぶりの再訪です。入り口や店内は昔のままです。入り口の「眠庵」の文字がかすれて読めなくなっている程度の変化です。昔と同様、御主人お一人で切り回しておられるようです。
自家製豆腐など肴でビールを楽しみ、「二種もり」で〆にしました。友人達はお酒を飲んでいましたが、珍しい美味しいお酒があったようです。「二種もり」は玄蕎麦の産地の違いの二種で、一つは北海道、もう一つは九州(?)とのことで、いずれも美味しかったのですが、私はどちらかと言うと、後の九州の方が好みでした。いずれもソフトな食感で、星が見えます。量はたっぷりで、お腹いっぱいになりました。
楽しい夕食でした。
たいへんな人気店で、予約なしでは行けません。その予約も、かなり前からやっておいたほうがいいです。
(平成17年3月)
神田の駅近くにあるですが、非常に目立たない場所にあります。建物はかなり古い民家のようで、入り口も蕎麦屋さんという感じではなく、どこかを訪問しているようです。靴を脱いで入った店内はレトロな感じで、テーブル席10人、カウンター席3人のこじんまりしたお店です。シンプルで静かで、落ち着いた雰囲気です。昨年(平成16年)の暮れに開店したばかりで、3月過ぎたところだそうです。若い店主(?)さんがひとりでやっておられます。
そばは細打ちと太打ちがあります。両方をいただきましたが、太さはかわりませんでした。店主さんも笑いながら「言うほど差はありませんね」と言っていました。そばはなめらかで口当たりがいいです。真四角に切られているようです。量は2枚でもう少し欲しい感じでした。お汁は甘からず辛からずでだしのきいたものです。江戸流とは違うようです。薬味はわさびと辛み大根。そば湯はとろっとしてお汁とマッチしています。いい雰囲気でおいしいそばでした。
おとうふが名物とのことでしたので、塩でいただきました。いい味でした。
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