旧東海道沿いは風情がありますが、そこから海よりに行ったところにあります。周りは古い町並みですが、すぐ後ろは品川駅東側に出来た巨大なビル群が建っています。でもこのお店は昔ながらの雰囲気のなかにあります。テーブル席で20名程度でしょうか。シンプルですっきりした店内です。 そばがきとせいろ大をいただきました。そばがきはそば湯でしょうか、湯のなかにあり、おいしいものでした。せいろの味は諏訪の酒「真澄」で陶然となりましたので、おいしかったとだけにします。 お客さまが沢山みえていましたので、夜は予約して置いた方がよさそうです。 なお、高橋氏が書かれたそばの本を販売していました。 平成16年11月再訪し、田舎とせいろをいただきました。田舎はかなりの歯ごたえですが、なめらかです。せいろはしなやかで、すっと喉を通ります。お汁は甘辛く、濃く、味わい深いです。薬味はねぎとわさびと大根下ろし。素晴らしいそばでした。千葉の「そばいち」と味も器のせいろも似ていました。
せいろ 700円、田舎 700円、おろしそば 950円、 鴨ざるそば 1,200円、そばがき 600円、真澄 600円