建物は戦後初代総理大臣東久邇宮殿下の昭和初期の別邸を移築したものだそうで、外観も内部も木造の重みと落ち着きがあって立派です。外には庭と池があり、和風でしっとりとして、高級な印象です。店内は板張りで靴を脱いで入ります。1階はテーブル席で、他に座敷があるようです。 そばはせいろと山家(田舎)の2種類のようです。精進揚げせいろと山家(田舎)をいただきました。せいろはかなり細く極細に近いです。こしがあってしなやかです。星はみえません。山家(田舎)は中太でかなりの歯ごたえです。もちもち感があり、星が見えます。かなり濃い色です。空腹だったこともあって、2つでちょうどの量でした。お汁は甘辛く、濃く、味わい深いです。薬味はわさびとねぎと大根おろし。素晴らしいそばでした。そば湯もお汁の味が合ってよかったです。精進揚げはさくさくしてこれも美味しかったです。 家族やグループがゆっくり蕎麦を楽しんでいました。いい雰囲気のお店です。
せいろ 650円、追加 300円、山家(田舎) 650円、鴨せいろ 1,300円、天せいろ 1,200円、 精進揚げせいろ 1,400円、蕎麦懐石 3,800円〜、そば豆腐 450円、そはがき 600円、 そばがき3色田楽 600円、こんにゃく田楽 400円、そば寿司(要予約) 800円、すべて税別